JCI青年会議所(社団法人小樽青年会議所)
理事長所信

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はじめに

わが国日本は戦後、科学や工業技術などの分野において急激な進歩を遂げ、経済は大きく成長し、今では世界経済の中核を担う立場となりました。そして国民全体の生活水準は高く成長をし、物質的豊かさを手に入れることができました。しかし経済的成長を追求するあまり、自分さえ良ければそれでいいという利己主義を優先する大人が増え、大切な心の豊かさが薄れいっているような気がしてなりません。これは、経済や物質的豊かさがもたらした歪みであると感じています。
元来日本人は道徳心を重んじ、他人に対して尊敬や感謝の念を抱き、親は自分が犠牲になってでも子を守る、そんな心のやさしさや強さを持っていました。明るい豊かな地域(まち)を創るためには、それを構成している人と、その人を動かす心を育てなくてはなりません。
ここに暮らす人々が笑顔で安心して生活ができ、次代を担う子どもたちが、夢と希望を抱ける地域(まち)を創造するために、我々JCは率先して行動しましょう。



未来を創造した地域(まち)づくり

今、私たちが暮らす小樽は観光地として人気が高く、毎年多くの観光客が訪れてくるようになりました。それに伴い観光中心地では昼間人口の増加など、活気に満ち溢れ観光都市としては魅力ある地域(まち)に成長をしております。
ただ、そのような観光都市としての華やかさを見せている反面、少子高齢化や人口減少、厳しい財政状況など、諸問題が山積していることも否めない事実であります。
夢と希望あふれる明るい地域(まち)を創造するために今大切なことは、小樽が育んできた伝統・文化・価値を継承して生かしていきながらも、世代の垣根を超えここで暮らす住民が一体となり、未来創造図を描いていくことです。その環境づくりをするための一歩を踏み出しましょう。



気高く心豊かな人づくり

魅力溢れる地域(まち)は高い志を持った人々によって成り立ち、そしていつかこの地域(まち)の未来を担ってくれるのは紛れもなく今の子どもたちであります。私たちは親や地域の大人から、たくさんの愛情をいただきながら、人間としての心の豊かさを学んできました。
しかし、現在の子どもたちを取り巻く環境は、私達が過ごしてきた時代とは大きく異なり、不登校、いじめ、引きこもりなどの子どもが引き起こす諸問題から鑑みても、心の豊かさやモラルの欠落が顕在化してきたといえるのではないでしょうか。
子どもたちを見守る立場である我々が、親として、地域の大人として、子どもたちを育てるという意識が必要であります。子供の夢を育み育て、我々も一緒に成長できるような活動をしましょう。



力強く活力溢れる組織づくり

人は現状に満足するのではなく、常に背伸びをして、目標を持って行動していかなくてはなりません。目標へ向って努力をすることは、人間の持つ無限の可能性を磨き、人それぞれの向上に繋がっていくのではないでしょうか。
JCでは自分自身の誤った常識に気が付くことがあり、それを修正するチャンスを与えてくれます。さらにはリーダーシップを培う場でもあります。多くの可能性を秘めたJCで青年としての英知を振り絞り、失敗を恐れず高い志を掲げましょう。また、熱い情熱を胸に、チャレンジ精神で立ち向かい、互いが互いを刺激し力強いJCを育てましょう。
青年25人の創設の志は、移り行く時代の中で連綿と引き継がれ、小樽青年会議所の歴史を刻んできました。同じ志を掲げ真剣に挑戦した仲間は、世代の垣根を越えて、心一つになることができ、その心が触れ合うことにより、いつの日も揺ぎない絆で結ばれるのではないでしょうか。更なる絆を深めるためにさまざまな形で心のふれあいを図りましょう。



自覚ある会員拡大と情報の共有

慢性的な会員の減少は、全国の青年会議所共通の課題となって久しく、当LOMにおいても例外ではありません。全ての事業の基盤は会員であり、会員の減少はLOMの衰退に直結する重要な問題です。
小樽青年会議所の運動の灯は創始の情熱に駆られた青年たちから、半世紀にわたり今日まで代々引き継がれてきました。その灯を受ける同志の拡大を、それぞれが自覚を持って臨むべきであります。
組織が最大限の力を発揮するためには、その組織が示す方向性を全員が理解をして、それぞれの活動状況を全員で共有することが必要であります。また、多様化するメディアを活用して有益な情報や事業活動を公開することで、青年会議所の存在意義を理解していただき、地域(まち)に根ざした公益性ある団体として、社会的信用を高めることを可能にしていきます。



円滑な組織運営に向けて

JCは地域(まち)に暮らす人々にとって有益な事業を行うために、築き挙げられた歴史や伝統を継承しながら、常に時代の先を見据え進化を遂げてきました。そのような事業の根底には、創造力や発想豊かな議論が交わされる諸会議があります。それはJC活動の重要な原動力であり、お互いが大きく心を開き、理解をして信頼できる人間関係によって確立されております。多くのメンバーが集い、信頼できる人間関係を築き上げ、円滑な組織運営に努めましょう。



おわりに

種を蒔き、水を与え、肥料を施すと、いつか小さな芽が土を押し上げる。苗になり暖かい太陽の恵みを浴びると、やがてきれいな花を咲かせる。一度きりの人生、咲かせようきれいな花のように。
抱こう世界でたったひとつの夢を・・・。


社団法人 小樽青年会議所

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